Royal Enfield Model BL30 入荷。

1930年頃のミドルクラス英国車、ロイヤルエンフィールドのモデルBL30が入荷しました。

こちらの個体、1991年まで英国で実動していた後、輸入された車両で、輸入後は店主旧知の昔からの英国車のマニアの方の元で大切に扱われていた車両です。今回新しいオーナーにバトンタッチされたいということで当店にて取扱させていただいています。

エンジンは64X70mmの225cc サイドバルブエンジン。30年代のバイクらしくオイルポンプは流量調整付きのトータルロスタイプ、ダイナモ発電機付きのデラックスモデルとなっています。

マグネート点火は当時当たり前の手動進角。

少し低く構えてゆったりとしたカーブのハンドルが時代を感じます。

アクセルはスロットルタイプで長く伸びた戦前車らしいデザインのノブはチョークノブとなっています。内側のスイッチはライトの切り替えでしょうか。

左側のノブは進角、バーエンドレバーは圧縮を抜くでコンプレバーです。英国車らしいデザインの内側にあるボタンはホーンボタン。

プラスチック製のライトスイッチが付いたヘッドライトケースにも雰囲気あります。
ステアリングダンパーノブにもROYAL ENFIELDのロゴが。

こちらも当時の雰囲気のある充電状態を表示するアンペアメーター。独特のデザインのライトステー周りもいい感じです。

戦前の英国車らしい丁寧な作りのステアリングダンパー部

オイルタンク一体型のガソリンタンク。

真鍮製のタンクキャップは左がガソリン、右がエンジンオイルです。CASTROLのマーキングあり


ハンドチェンジのギアチェンジは上にあげて1速、下に2、3の当時としては一般的な3速となっています。

ニッケルメッキが美しいいかにも英国車らしいデザインのサイレンサー。他のメッキパーツもニッケルメッキで纏まっていて当時の感じが出ています。

軽量車ゆえの華奢で美しいフレームワークのリア周り。使われているネジ含め統一感のある良い状態です。

この時代ならではのナンバープレートサイドに着いたテールランプも当時物。

なんとも言えない良い雰囲気のテールランプ。英国車らしいデザインです。

全体的に塗装やメッキそして機関の状態は当時の仕上げを守った状態かつ程良い使用感のあるとても落ち着いた良い雰囲気のコンディションを保ったこちらの車両、
250ccクラスでの戦前英国車、特に30年代の車両でこのコンディションで残っている車両は日本国内ではそうはないと思います。
昔からのマニアの方がお持ちだった車両で大切に扱われてきたのがわかる一台、是非新しく乗り続けて頂ける方の元へとご紹介させて頂きます。
2024/5/15ご成約ありがとうございます

 

GoodOldays 2024

 4月29日栃木県のツインリンクもてぎで行われたビンテージバイクのイベント
GoodOldaysに参加しました。
例年ですと走行している店主ですが、今年はイタリアンバイクを中心にした特別展示ということでバイクの展示のみで参加させて頂きました。

今回の特別展示の白眉はこの2台。Ducati 125 Gran Sport Marianna それもMonoalbero と Bialberoの揃い踏み。日本にてオープンの場所で見れるのは初めてだと思う貴重な機会でした。

Ducati 125 Bialbelo Granpremio

Gilera 150 V 
1954年にMoto giro d Italia 用に25台作られたファクトリーレーサー


Motobi 125 Corsa Zanzani
1969年に3台のみ作られたMotobi 最後期のファクトリーレーサー


Laverda 100 Corsa
100 Corsaの中でも初期の一台


Minarelli P6 Corsa


RUMI 125 Gobetto Special "Libanore Special "

Aermacchi Ala d' Olo 250


Parilla 250 Monoarbelo  Motobi 250 Corsa Motore "Sei Tiranti "

その他数多くの英国車レーサーや

60年代日本車のファクトリーレーサーなど多数の貴重なレーシングバイクが実動状態を披露。

 

Tickle Norton Manx T5

ブリヂストン 50 Twin
50cc2ストロークツイン14速

Kawasaki H2R

など、大変貴重なレーシングバイクの走行を見ることができました。
当時のまま音量規制の無い時代の迫力のある走りを見ることが出来るのはこのイベントのみの貴重な機会になっています。

そんなビンテージレーシングバイクの世界にも新しい若者の参加者もあり、今後もっと色々な人にこの世界が広がっていけばと店主も微力ながらお手伝いしたいと思っています。

 

Moto Guzzi V750 Ambassador 入荷。

Vツイングッチ乗りが最後に行き着くと言われるループフレームモデル。
そんなループフレームモデルの中のクルーザースタイルの750 Ambassador が入荷。

有名車両ですので詳しい説明は致しませんが、コンディションについて説明させていただくと、オリジナル度の高い車両で機関に関しましてはエンジンの腰上分解整備含めて当店にて一通り手を入れており、保安部品を取り付けて輸入新規車検取得待ちの状態となっております。

先ほど申しましたように腰上分解点検済みで機関に関しましては問題ない状態です。

オリジナルにオイルフィルターがない為に付けたであろう社外品の外付けオイルフィルターがついています。

初期のアンバサダーと比べるとインジケーターランプがついて大型化したメーターナセル。メーターはイタリア仕様のKmスケールです。

タンクも初期のナローなタイプから大型化された後期型のタンクとなっています。
オリジナルペイントとメッキがいい感じで残っています。

当時の仕様のサイドバックとリアバンパー。


US向けの左チェンジと右ブレーキペダルにフートボード。

昨今の円安にてなかなか輸入が難しくなってしまったこの手のビンテージグッチ、この車両は以前に輸入した物なのでお買い得な価格での販売になっております。
この先なかなか手頃な価格になりそうも無いオールドグッチ、是非この機会にご検討ください。

 

2024 Egg Run 開催

店主も参加しているイタリアンビンテージバイクのツーリングイベントEgg runを開催いたします。 日時6月16日10時 埼玉県深谷市埼玉県深谷市小前田458‐1道の駅花園 10:00集合10:30スタート。 昼食場所 未定 復路は久々に開通した定峰峠を通って道の駅花園ゴールが14時過ぎ予定です。
Motobi club以外の方やイタリアン以外の方でも参加OKなので、興味のある方いれば、お誘い合わせ下さい。 なお、前日17時の時点で、Yahoo天気の予報が日中の降水確率40%以上で中止とさせて頂きます。 (個別でお誘いした方には、ご連絡をお願いします。) 参加ご希望の方はこちらにコメントいただけますと幸いです。
なお、梅雨時でもありますので、当日中止となる可能性がありますので、翌週23日を予備日とさせて頂きます。 その時はまた改めてお誘い致しますので、ご都合良ければご参加下さい。 皆様のご協力で、楽しいツーリングにしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

Moto Guzzi Motoleggera 65 入荷。

1946年、戦後復興の足として、それまで大型車専門メーカーだったモトグッチとしては異例の小型車として作られたMotoleggera 65  1954年までの9年間に約50.000台が生産されて、当時の市民の足として大変重宝され、"Guzzino"という愛称と共にイタリア人にとって特別な一台なとても可愛いグッチーノが入庫しました。

日本で言うところの原動機付自転車と同じ様なカテゴリーのように思われるこのグッチーノですが、現車を前にするとその作りはより大きなオートバイの様にしっかりしたもので、シンプルな作りながらたった65ccのオートバイとは思えません。

エンジンはグッチらしく42X46のロングストロークでグッチ初の2ストロークエンジン。シリンダーはこの当時で既にアルミシリンダーを採用。(一部鉄シリンダーもあり)クランクシャフトにバルブ機能をもったシンプルなクランクウェブバルブ方式です。

キャブレターはDellorto MA13 イグニッションは2次コイルを持たないダイレクトイグニッション。

当時に交換されたであろうRUMI用のプラグキャップがオシャレです。

小ぶりな砲弾型のホーンも当時のまま可愛らしいです。

幅広のハンドルバーは大型のアイローネなどと同じデザイン。操作系は独特で扱うにはちょっと慣れが必要です。でも、そこが面白いのです。

まず、アクセルは普通の捻るスロットルでなくレバー式。ハンドルと並行に伸びたノブを手前に引いて上げていきます。初めは慣れなくて戸惑うかもしれませんが、慣れるとこれが意外に細かいコントロールも効いてクルーズコントロール的な使い方もできて快適です。もう一方のノブはキャブレターのチョークです。

アチェンジはタンク右側のノブを使うハンドチェンジ。シフトゲートが付いているので操作はそれほど難しくありません。その方法は、左側にレバーを押しながら下に引くと1速、同じく左に押しながら前に倒すと2速、そこから右に押しつつ前に倒すと3速といった感じで切られたゲートに合わせて操作します。レバースロットルを操作しながらハンドチェンジでギアを切り替えるのは結構楽しい操作です。

左側にはヘッドライトのON/OFF,Hi/Lo の切り替えとホーンボタンがあります。

ハンドルに巻き付けられたのはイタリアの交通安全のお守り、マリア様です。

ねじ込み式のプラスチック製タンクキャップには単なるキャップだけでないもう一つの機能が。

それはこちら。混合オイルのメジャーカップも兼ねています。ガソリン1リットルに対してこのキャップ一杯のオイルが当時の混合比です。

CEV製の電気系はスイッチライトケースやライトリム含めて当時のまま綺麗に残っています。

しっかりしたブレードフォークが特徴のフロント周り。意外にストロークが長くしなやかで、タンピング機能はありませんがふわふわして快適です。あと目の前で見えるサスペンションの動きがなんとも良し。

ボックス構造のスイングアームはしっかりした作りでダブルスプリングのプリロードは調整可能、スイングアームとの接点はボールジョイント状になっている凝った作り。

アチェンジペダルがない故にシンプルなステップ周り。キックアームは固定式のシンプルな作りでこの辺りは割り切った作り。当時は社外品で折りたたみ式などもありました。


ブレーキペダル周りもシンプルな作りです。筒型のサイレンサーは蓋が脱着式になっていてメンテナンス可能。

 

テーパー状のチューブにカールしながらカットされたエンドがなんとも凝った作りのテールパイプ。イタリア車ならではのデザインです。

シンプルなテールランプは尾灯のみの仕様。当時はストップランプの義務はありませんでしたのでこの仕様です。

今まで何台かのグッチーノを扱ってきて販売後試乗するたびに乗ってて楽しい!と思えるこのMotoleggera 65  ビーンと軽快に回るエンジンフィーリング、レバースロットルとハンドチェンジの操作感、柔らかかつしなやかな動きのサスペンション、大径ホイールの安定感など例えるなら軽飛行機で空を飛んでいるような乗り心地と言っていいのでしょうか、他のどのバイクにもない独特の乗り味があります。そして乗るとわかるのはこれも紛れも無いMoto Guzziらしい乗り味があるのもこのバイクの面白い所です。
気軽な足代わりから操作感を楽しむ趣味の走りまで色々と楽しいバイクです。
オリジナルのまま残ったこのコンディションも希少です、是非一度ご覧くださいませ。
2024/4/11ご成約ありがとうございます。

























 

MV Agusta 150 GT 入荷。

近年見かけることが無いほぼパーフェクトと言って良いほどのオリジナル状態を保ったMV Agusta 150GT入荷しました。

MV Agustaのビンテージ車両は日本はもとより世界中で人気があります。MVといえばレース、スポーティーなバイクというイメージがありますが、市販モデルは意外とスポーティなモデルは少なく、この150GTは尖った所の無いまさにGTといった感じのバイクです。

エンジンはOHV 59.5X54mmの 150cc 。当時の他メーカーの150と比べるとヘッドなどは大柄でどっしりしたデザインのエンジンです。

キャブレターはDellorto  MB18Bとこのクラスとしては標準的な口径のキャブレターです。エアクリーナーも標準装備のオリジナル。

少しアップ気味で幅広ながら若干絞り気味な独特なデザインのハンドルが付いています。

当時多く使われた二重文字盤が特徴のA.ROLLE製スピードメーター。MVのロゴ入りです。

MVというとどうしても赤をイメージしますがこちらはBlack/Silverの落ち着いた配色が大人な雰囲気です。オリジナルペイントの今では出せない黒とクリアーが褪色したシルバーが絶妙な雰囲気です。デカールもニス張りのオリジナル。

タンクキャップはガソリンメーカーSHELLのロゴと名前が刻印された当時のままのオリジナルの物。かなり貴重な一品です。

GTらしく消音効果を狙ってかの長いサイレンサーはEmmevi のロゴ入り。イタリア車には珍しいデザインのテールエンドデザインも含めオリジナルの物です。

シートは多分当時にRADAELLI製に張り替えられたと物と思われます。ノーマルシートには無い白いパイピングが特徴です。


1960年代に入り、それまで19インチのホイルが主流だったのが18インチに変わっていった頃に作られたこちらの150GT 125クラス並みのほんの少し小柄な車体に150ccのエンジンで、とても軽快に走り乗りやすいバイクです。イタリア車らしいデザインにBlack/Silverの落ち着いたカラーリングもオシャレで、まさに大人のアグスタといった感じです。この個体のようにオリジナルが残って実動状態というのは年々年を増すごとに希少になっています。レストア物の綺麗な車両もいいですが、オリジナルの味わいもまた格別かと思います。現車を見ないとその良さがわからないこちらの車両、是非多くの方に見て頂きたい一台です。

 

Moto Guzzi Airone Turismo 入荷。

当店では大変人気の一台 Moto Guzzi Airone イタリアでとても綺麗にレストアされたTurismoが入荷いたしました。

今までに累計20台以上のアイローネを取り扱っているほど当店で人気のアイローネ、
今回ご紹介する車両は塗り分けなどから52年から55年に作られたツーリスモでイタリアにてレストアされた車両です。塗装の感じからすると近年にレストアされた感じでなく、レストア後もそれほど走っていない感じの車両です。

今更説明の必要ないくらい幾度もご紹介していますので詳しくは説明いたしませんが、こちらは自動進角のマグネートを搭載した後期型エンジンとなります」。

ツーリスモなのでキャブレターはRCF タイプが標準です。

ツーリスモならではの翼を広げた様に幅の広いコンチネンタルハンドル。
巻き上げスロットルもオリジナル仕様。

ソリッドな質感の塗装がいかにもイタリアで塗装された感じがあります。

ヘッドランプはSIEM製の物。

 

リプロ品でないオリジナルタンクキャップ。

レストアされた工房と思われるプレート。

ツーリスモですのでキャリアが標準仕様です。もちろんパッセンジャーシートも装着可能。

ステップはクランクシャフトより前に付きブレーキペダルも踵ぶみなのがツーリスモ仕様。ブレーキペダルの踏む部分がシルバーにペイントされているのはたまに見かける仕様です。

1939年から1957年までの長きにわたって作られたアイローネ、イタリアンの250ccクラスの中では大型のクラシカルなデザインなので古っぽく感じますが、乗ってみると意外に軽快な走りで古さを感じさせず、また、水平シリンダーゆえの低重心で安定感もあり、グッチ特有の回転が上がると伸びを感じさせるエンジンも気持ちの良い走りを見せてくれます。そして車体やエンジン含めとても良い作りで耐久性もあり、メンテナンスも容易なため安心して長く乗っていただけます。クラッシックでも疲れずロングツーリングもこなせるバイクをお探しの方に是非お勧めしたい一台です。

2024/4/11ご成約ありがとうございます。